心柔らかに、暮らす

心も身体も、すこやかに暮らしたいワーママ5年目

何てことない、土曜日のこと

来年の今頃、「こんなことあったなぁ」なんて懐かしい気持ちで読み直していられることを願って、

今日の何てことのない土曜日の記録をしておきましょう。

 

 

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お散歩第1弾

 

朝、旦那氏を見送りがてら駅までお散歩。

 

ええ、旦那氏、こんなご時勢ですが(だからこその)休日出勤ですよ。

ほんとにご苦労様です。

 

 

駅でパパの背中と、何本かの電車を眺めた後、ご近所を少し遠回りしながら歩いた。

 

 

ほぼ通勤のときのルートと同じなのに、

子どもに合わせてゆっくり目線を下げて歩くと、道のあちこちにお花が咲いていたのに気づいた。

 

私は普段、一体何を見て歩いているんだろう、反省。

 

 

人間界は不安定な情勢だけれど、そんなことにも目もくれず、のびのび咲いている植物たち。

 

 

自然ってすごいなぁ、

人間も自然の一部のはずなんだけどなぁ、などと独りごちてしまった。

 

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危ういバランスのコンクリートの隙間から、

紫色の小さな花が顔を出していた。

 

 

「かわいいねぇ」と"女性あるある"で若干同意を求めつつ息子に声を掛けるものの、「うーん」と素っ気ない返事。

 

どうやら2歳男児は、

側溝に落ちている小石や、水が流れる様子に夢中な様子。女心が分からないやつめ。

 

 

その後、水たまりに興味津々だったため、傘でつつくと水の波紋ができる技を伝授(大げさ)し、ものすごい感動されてしまった。

 

なんなんだ、いちいち反応がかわいすぎるよ。

 

 

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かくして、チューリップの歌を二人で熱唱しつつ、徒歩6分の道のりを1時間かけて踏破。

 

 

我が家はコロナ騒動の前はしょっちゅうお出かけをしていて。

 

駅までの道のりはベビーカーでサクサク移動することがほとんどだったけれど、今となってはご近所の散歩が唯一の娯楽。

 

しかし子どもはじっくり歩けば、ご近所だけでも充分楽しめるということを改めて感じる。

 

おでかけってあくまでも親の自己満足なんだよね。

 

それでも親子旅には日常ではできない体験など、親子共にプラスの側面もあるはずで、また落ち着いたらしたいけれどね。

 

 

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 シンプルなしあわせ

 

午前のお散歩で作戦どおり体力を発散したらしい息子くん。

 

有り難いことに昼食後、いつになくすんなりお昼寝してくれた。

 

ちょっと前までお昼はベビーカー上じゃないと寝落ちできず、近所を徘徊するのが常だったため、布団で入眠してくれる有り難みったら!

 

 

そそくさと布団を出て紅茶を淹れ、トースターで7分バナナを焼いて、焼きバナナを。

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お昼寝中は1秒たりとも無駄にできないため、

皿に盛り直すなどどいうことはせず、アルミホイルのまま賞味。

 

これが、最先端のワーママスタイルである(面倒くさがりなだけ)。

 

 生クリームとメープルシロップをかけて、シンプルだけど充分に幸せなティータイムだった。

 

 

ちなみに紅茶はずっと前に旅行先で買ったTWGを。

 シンガポールの高級紅茶TWGシリーズ(Classic Teabag Selection 3種類×5パック ) ENGLISH BREAKFAST,FRENCH EARL GRAY,CHAMOMILE)並行輸入品

 

 

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息子くんおやつタイム

 

1時間半ほど静寂な時間を過ごしていると、息子くんご起床。

 

はい、第二ラウンドでございます。

 

おやつをご所望だったため、余っていた食パンでパンプディングを。

 

息子くんと一緒に卵液を混ぜたり、パンをちぎったり。

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お皿のまま調理できるので、フレンチトーストよりさらに楽かも、これは。

 

ちなみにお気付きの方いるかもしれませんが、

私のおやつタイムも焼きバナナに引き続き第二ラウンドでございました。ふふふ。汗

 

 

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お散歩第2弾

 

おやつ後は、

家から徒歩1分のお店のテイクアウトを受け取りに、お散歩第二弾!

 

 

仕事で飲食店の方と接することが多く、今回の外出自粛の特に個人店への影響の大きさを実感している。

 

 

お惣菜をスーパーで買うのであれば、ご近所のお店(それも寿司屋や居酒屋など元々テイクアウトをしていない業態のお店)のテイクアウトを選択したい。

 

 

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といってもね、豚丼800円です。

 

こんなので何の足しにもならないことは重々承知。

 

それでも大好きなお店たちがなくなると困るので、自分ができる範囲で応援の気持ちを伝えていきたいと思っている。

 

 

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平和な土曜日に思うこと

 

晩ご飯の前後は息子くんのシール貼りに付き合ったり、乗り物のパズルやお絵かきをしたり、絵本をエンドレスリピートしたり。

 

 

なぜ今家にこもっているのかということを忘れてしまいそうなぐらい、平和な午後を過ごした。

 

 

また、散歩の途中でも、楽しく話しながらウォーキングするご家族を何組か見かけた。

 

 

少し寂しくはあるけれど、

みんな「非日常」が「日常」になってきているんだなと思う。

 

それは人間のたくましさでもある。

(その一方で、驚異の忘却力を持つのも人間である)

 

 

 

「アフターコロナ」を迎えられるときがくれば、社会全体の価値観はどのように変容しているんだろうか。

 

それとも何事もなく、すぐに元に戻るんだろうか。

 

 

一見、「何もない平和な土曜日」を過ごし、しかしその裏でふつふつと揺れ動いている、何か大きく不思議な流れのようなものを感じたのだった。