人間の忘却力は、本当にすさまじい。
出産という、一生に数回もない大きな痛みすら、赤ちゃんの産声を聴いた瞬間に遠のいていく始末。
育児の不安とかイライラとか、やっとの思いで布団に置いた瞬間赤ちゃんと目が合ったときの絶望的な気持ちとか、
寝かしつけ方とか授乳のタイミングとか、オムツのハンパない消費量とか、、
もう完全に記憶の彼方でした。
しかも、忘れるだけならまだしも、能天気な私は、基本的に一人目のときの思い出が美化されているのです。。
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ということで、なんとか赤ちゃん育児に関する「勘」を取り戻すべく、出産前に何冊かの本を読み直しました。
大丈夫やで
日本最高齢の現役助産師(出版当時)、坂本フジエさんの出産・育児のアドバイス集。
特に響いたのは「赤ちゃんと徹底的に関わろうと覚悟を決めると、赤ちゃんはすやすや安心して寝られる」という言葉。
1年間、ママの心を傾けることが、赤ちゃんの人生の確かな土台になると本にはあります。
赤ちゃんとママの心は、つながってるんですよね。
1人目の出産前、この言葉を読んで腹が据わりました。
そして2人目。現状、フリーランスでどこまでも不安定な身分の私は、つい仕事に走りたくなるけれど、、!
この言葉を思い出すたび、大切な軸に引き戻してもらっています。もうしばらくは、育児に重点を置く自分でいたいです。
昔だったら近所に住むおばあちゃんたちが教えてくれただろうな〜というような、妊娠・出産・育児の知恵がたくさん詰まった心強い一冊。
「大丈夫やで」と言ってもらえた気持ちになるので、不安でいっぱいの初産の人には特におすすめしたいです。
最強母乳外来
授乳を心地よい時間にできるかどうかは、新生児育児の「肝」でもあります。
パンパンに張るのも、思うように出ないのも両方ツライ。
授乳なんて未知の世界だったけれど、この本を読んで、妊娠中マッサージをしていたからか?
割合スムーズに母乳育児になじめたような気がします。(元々の体質にもよると思います)
赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド
授乳と同じぐらい、ママのメンタルを左右するのが、赤ちゃんの睡眠問題です。
ロングスリーパーな私にとって睡眠確保はとっても重要。
この本では、赤ちゃんの睡眠の特徴や、月齢ごとの昼寝のタイミングなどが書かれていて、復習のために再度読みました。
添い寝が多い日本人向けに書かれた本なので、実生活に取り入れやすいです。
特に大事なポイントは、①朝7時までに起こす、②日中は活動的に過ごす、③寝る前30分のイチャイチャタイム、とのこと。
多少時間がずれたりもしますが、この3つを意識しているからか、今のところ夜泣きはありません。(でも本格的な夜泣きって半年以降だもんネ、、汗 息子も激しい夜泣きはなかったけど、ちょこちょこ泣いてた気がする)
赤ちゃんの睡眠はどんどん変化していくので油断大敵。
ちょこちょこ読み直して、生活サイクルを見直したいと思います。
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振り返ると、「ママのメンタルを保つための本」ばかりですね・・・!(笑)
でもママの心が不安定になると赤ちゃんにも伝わると思うので、赤ちゃんの特徴を知ったり、親側の心や身体を整えておくことは優先事項かなと思います。
少しでも、快適な育児ライフを過ごす方が増えますように・・!
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