心柔らかに、暮らす

心も身体も、すこやかに暮らしたいワーママ5年目

「それ、ママが決めてるやん」

5歳息子。ここ何ヶ月かでめっきり会話レベルが上がり、

こちらが下手なことを言うと指摘されることも増えてきました。

 

先日、ファミレスに行きまして。

メニューを決めていたときのこと。

 

息子はパスタのページを見ていました。

 

 

しかし、2種類で迷ってなかなか決まりません。

 

一つは、トマトたっぷりの野菜多めパスタ。

もう一つは、ひき肉多めのボロネーゼ。

 

息子の好物はミートスパゲティーです。

客観的にみると、どう考えてもボロネーゼの方が好みです。

 

「ボロネーゼの方が好きなんじゃないかな?」

と私が老婆心ながらアドバイスします。

 

しかし、息子は聞こえていないフリをして、まだまだ悩みます。

「どっちにしようかなぁ〜〜」

 

私も引き下がりません。

「ボロネーゼの方が、ミートスパゲティに近いと思うよ?」

 

そこで息子が一言。

「それママが決めてるやん。」

 

私、この一言にぐうの音も出ませんでした。。

 

そして心の中で、一人反省会です。

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子どもの「失敗する機会」を奪っていた

大人からみると明らかに「違う」メニューを頼んで失敗したら、

子どもは残すかもしれないし、

残した後にお腹が空いて、違う食べ物を補填する必要があるかもしれません。

 

正直、親にとってはコストがかかります。

 

けれど、先回りして親が「正解」を押し付けるべきではありませんでした。

 

・メニュー表を見て、あれでもない、これでもないと悩む楽しみ

・想像していた味と違ったときの驚き、がっかり感

そんなことも含めて「みんなで外食をする」という体験だったはずです。

 

失敗してもファミレスランチの価格帯なのですから、千円ほど。

高コスパに「失敗」を味わえる機会を、私はやすやすと彼から奪い去っていたのだと、自分にがっかりしました。

 

結局、息子は私がオススメしたボロネーゼを注文し、美味しく完食していました。

それが彼自身による決断だったかは分かりません。

 

***

いやいや、たかが、お昼ご飯・・。

お金を払うのは親ですし、口出しぐらいカジュアルにしたらよいのですが(笑)、

久しぶりに田中茂樹先生の著書を読み直し、小言が多い最近の自分を苦々しく感じていたので、彼の一言に余計に反応してしまったのかもしれません。

良書です

 

とはいえ、一事は万事。

忙しくて、なかなか「待つ」ことが難しいことも多いけど(特に平日の朝と夕方・・!)、もう少し言葉を飲み込むクセをつけようと感じたのでした。

 

▼参考になるブログがたくさんです^^

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